当欄の後継「めぐりあう書物たち――『読む』『考える』のby chance」ではこの8月、3回にわたって戦争のことを考えました。コロナの夏であっても、忘れてはならないと。

コロナ禍の夏、空襲に思いを致す2020814日)
特別な8月、コロナと核の接点2020821日)

戦時の科学者、国家の過剰2020828日)

 

もしよろしければ当欄過去記事から以下4点も、どうぞ。

金子兜太「南方」のリアル2018323日)

太宰治、戦時の帰郷で見えたもの2018622日)

戦争の始まり方を山田風太郎に学ぶ2019830日)

サザエさんで終戦直後の平凡を知る202036日)

2020830

尾関章

当欄の後継「めぐりあう書物たち――『読む』『考える』のby chance」では、文理両道の人、寺田寅彦の話題を2週にわたってとりあげています。

寅彦のどこが好き、どこが嫌い?2020731付)

寅彦にもう1回、こだわってみる202087付)

もしよろしければ、当欄過去記事から以下2点もあわせてご参照を。

熊楠の「動」、ロンドンの青春201762日付)

かたち」から入るというサイエンス2016819日付)

20208

尾関章

 


当欄の後継「めぐりあう書物たち――『読む』『考える』のby chance」は、開店からまもなく2カ月。

これまでの拙稿は、下記の通りです。

ご高覧いただければ。

2020年6月

尾関章  

当欄の後継「めぐりあう書物たち――『読む』『考える』のby chance」がきょう、下記のサイトに開設されました。

https://ozekibook.com/

初回は、改装にあたっての所信表明。

当欄の経験を振り返り、再出発への思いを手短に述べました。

ご笑覧いただければ。

 

2020年4月17日

尾関章


当欄は、https://ozekibook.com/に移転します。

新しい看板は「めぐりあう書物たち――『読む』『考える』のby chance」。

現在、大改装の真っ最中(工事は公開しています)。

まもなく、開店の予定です。

これからも、おつきあいいただければ。

 

*当サイトは「本読み by chance」の保存庫として活用しつつ、もう一つの語らいの場に育てていきたいと考えています。

尾関章

写真》病室から見た空

 天井がどんどん後ろに過ぎていく。廊下もエレベーターも、見えるのは天井だけ。2時間ドラマ(2H)のファンなので、傷ついた被害者が病院に搬送されて処置室へ運ばれる光景は見慣れているが、あの場面をストレッチャーに載せられた側から見るとこうなるのだな、と初めて知った。先週、当欄を休ませていただいた「筆者の事情」とは、こういう事情である。僕は生まれて初めて――新生児のときを除いて――入院を経験した。

 

 病のことは、あまり言うまい。ただ循環器系の不具合で、手遅れになれば命を落としたかもしれない、と言えばお察しいただけるだろう。経緯を振り返れば、ああしていなければアウトだった、医師がこうしてくれなければ危うかったということがある。的確な判断に救われたわけだが、そこに受診のタイミングなど偶然が重なったのも、また事実だ。by chanceの命拾い。そんな体験をくぐり抜けて、これまでの人生観は音をたてて崩れた。

 

 それは、当欄にもかかわる。今までは1週1冊をずっと続けようと漠然と思っていた。もちろん、1000回を突破することはないだろう。だが、王選手の本塁打記録868本ぐらいは……そんな野望がちらついていたことは否定しない。これが、大いに甘かったのだ。

 

 今回、痛いほどわかったのは、こうした営みはずっと続くかもしれないが、突然遮断することもある、ということだ。僕たちは、その可能性を抱え込んで生きている。しかも遮断は、by chanceに委ねられているとはいうものの、齢を重ねるごとに確率が高まっている。

 

 当欄は、昨今の世相で気になることを長いまくらに振り、それを熟読した本の「これは」という文言と絡みあわせてきた。分量はA4判3枚。ザクッと言えば、まくらを1枚で書き、後段3分の2を本の話に充てる。これを、一つの型にしてきたと言ってよい。だが突然の遮断がありうることを心に刻んでみると、型に縛られるのが虚しくなった。いつ終わるかもしれない、ならば、もっと自由にやろうではないか。そう思えてきたのだ。

 

 突然の遮断が訪れる前に、すべきこと、したいことを優先させておこう。だから、本読みブログではあるが、ときには本を外れ、今回のように「まくら」だけということがあってよい。分量だって、まちまちだ。そしてときには、休店させてもいただこう。

 

 ということで、来週金曜からは通常モードに戻るつもり。ただ、by chanceは本との出会いだけではない。ブログそのものが偶然にさらされて、ゆらゆらと揺れていくだろう。

(執筆撮影・尾関章、通算440回、2018年10月5日公開)

 

■引用箇所はとくにことわりがない限り、冒頭に掲げた本からのものです。

■各編は原則として毎週金曜日に公開します。

■公開後の更新は最小限にとどめ、時制や人物の年齢、肩書などは公開時のものとします。

■通算回数は前身のブック・アサヒ・コム「文理悠々」の本数を含みます。

■「文理悠々」のバックナンバー検索はこちらから

 「本読み by chance」 へようこそ。
 偶然のなすままに本を選び、読み、語り、世間のニュースを新しい角度から見つめ直していきます。
 本格店びらきは、今週4月11日。
 それまでは、ブック・アサヒ・コム「文理悠々」を(最終回は3月31日にアップ)。
 by chanceは、毎週金曜日にアップの予定です。
 心より、お待ちしています。
 
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